
『納豆と しじみに朝寝 起こされる』……毎朝、しじみ売りの声で目覚めるという日常を詠んだ江戸時代の川柳です。
この歌から推察できるように、しじみは昔から日本の食卓に当たり前のように並んでいた自然の恵み。
「元気が出る」「養生に良い」と庶民にもてはやされてきました。お酒を飲む席や翌朝にしじみ汁が出されることも多く、お酒としじみの良い関係なども、生活の知恵として知られていたようでもあります。
また、『しじみ売り 黄色のつらへ 高く売り』……という川柳もあるように、黄だんに効く食材として認知されてきました。
科学が発達した現代、しじみの成分を分析してみると、その結果には驚かされます。
人体の基礎をつくるアミノ酸をはじめ、タウリン、カルシウム、グリコーゲン、ビタミンB6・B12、鉄、亜鉛など美容と健康に欠かせない栄養素がたっぷり。しじみは栄養の宝庫であり、自然が生んだ超機能性食品と言えます。

アミノ酸とは、人間の身体を構成するタンパク質(細胞、ホルモン、血液、酵素など)をつくる重要な成分です。 アミノ酸には20数種類あり、生命の維持にはひとつたりとも欠かすことができません。 その中には体内で合成できないもの(=9種類の必須アミノ酸)もあり、食物を通してバランス良く吸収する必要があります。

赤血球中のヘモグロビンの生成を助ける水溶性の栄養素です。脳からの指令を伝える神経の働きを正常に保つ役割もあり、ビタミンB12が不足すると貧血や動悸、めまい、神経過敏、情緒不安定などの症状が現れます。 動物性食品(肉、魚、卵など)に多く含まれ、ベジタリアンはビタミンB12が不足する場合があります。

鉄分には酸素をからだの隅々に運ぶという重要な役割があり、体温維持や疲労防止、成長促進など身体の基本的な機能を高めます。 カルシウムは骨や歯などの硬性組織を形成する栄養素であり、精神を安定させる働きも持っています。 また、免疫機能を高めたり、さまざまなホルモン分泌でも活躍しています。

クルマを走らせるためにはガソリンが必要です。 では、人間が活動するためのエネルギーといえば、それはブドウ糖であり、その素となるのがグリコーゲンです。 健康や体力を維持するために欠かすことのできない成分であり、さらに、肝臓の働きを活発にしてホルモンを正常に機能させる働きもあります。

炭水化物やタンパク質を正常に働かせるための成分です。 さまざまな生理機能をスムーズに行うために必要とされ、極めて微量でも十分作用する有機化合物です。 ほとんどのビタミンは体内で作ることができないため、食品を通して摂取しなければなりません。 疲労回復や肌荒れの解消などに効果があるとされています。
| アルギニン | 8.70mg |
| リジン | 10.6mg |
| ヒスチジン | 3.30mg |
| フェニルアラニン | 5.60mg |
| チロシン | 4.20mg |
| ロイシン | 10.2mg |
| イソロイシン | 6.40mg |
| バリン | 7.20mg |
| アラニン | 8.80mg |
| グリシン | 11.3mg |
| プロリン | 8.00mg |
| グルタミンサン | 17.6mg |
| セリン | 6.00mg |
| スレオニン | 6.40mg |
| アスパラギン酸 | 13.7mg |
| トリプトファン | 1.60mg |
| シスチン | 1.60mg |
| オルニチン | 0.90mg |
| タウリン | 31.4mg |
| 水分 | 61.0mg |
| タンパク質 | 176mg |
| 脂質 | 35.0mg |
| 灰分 | 54.0mg |
| 炭水化物 | 674mg |
| エネルギー | 3.72kcal |
| ナトリウム | 1.45mg |
| 鉄 | 0.12mg |
| カルシウム | 1.50mg |
| 亜鉛 | 25.8μg |
| リボフラビン | 0.70μg |
| ビタミンB6 | 0.60μg |
| ビタミンB12 | 0.14μg |
| ナイアシン当量 | 28.6μg |
| ナイアシン | 1.60μg |
| グリコーゲン | 113mg |
※食品成分分析の専門機関“財団法人日本食品分析センター”に『黄金のしじみ』の成分分析試験を依頼。
その結果に左記の成分表はその結果に基づくものです。
(注)依頼者のアオメック株式会社とは、株式会社ラボリィアスのグループ会社。